2005-12-08 (Thu) 00:39
さて、前回の記事を覚えていらっしゃるでしょうか・・・?
もうページ変わってるし(笑)
袴の基本的な履き方は、前回紹介したサイト
「Center of the Circle ~円の中心はその端にあり~」で見ていただくとして
(ヒドイ)とりあえず言葉で話せる範囲で一気に書きます。
えーと、履き方には色々あると思いますが、これは私が教えて頂いた方法で、これは良い!!感じたものを紹介していますので、悪しからず。
まず、
1.角帯の結び方基本的に「一文字」にしています。やはりこれが一番袴が美しく見える気がします。
<注意ポイント>
■最初のひと巻きをかなりキツメに締めます。
居合刀は、角帯の一番内側を一枚残した場所へ差します。この時、一番内側がゆるくては、刀が差し込みづらいのです。また、ふた巻き、み巻き目をキツクしすぎると、刀が角帯の途中に差し込みづらくなるため、最初をキツク、あとは普通に締めます。
■巻いた後で引き締めるときに、かた結びにしてしまいます。
こうすると、それ以上緩む心配があまりありません。
■なるべく下へずらします。
袴を履くときにあわせて説明します。
2.袴を履きます。まずは前腰(ひだが5本の方)から。<注意ポイント>
■基本的には前回紹介したサイトの中でいう、男性版の履き方で履きます。
■前腰は、基本的に角帯の上に乗せるようにします。
居合には座技があるため、どうしても袴が下へ引っ張られます。(座ったり立ったりを繰り返すため。)それをなるべく和らげるために、最初から前腰は高めにしておきます。
■前腰の紐をひと巻きして前に持ってきたときに、交差させます。
うーん、うまく言えないんですけど、そのまま続けて巻くのではなく、一旦体の前で、右と左の紐を交差させてずれ落ちを防ぎます。こうすると、前腰の紐のずれが少なくてすむような気がします。
■後紐を前に持ってきて結び、一旦縦にしてから、そのまま十文字に結びます。
縦にすると、やはり紐がずれにくくなるようです。
3.履き終えたあとは・・・?■刀を一度差して、ぐりぐりと回し、抜き差ししやすく、動かしやすいようにしておきます。
刀礼の時、スムーズに刀の抜き差しができるように、やっておきます。(特に、刀礼で刀を差すときは、差すところを見てはいけないので!見ないでもできるように楽にしておくのです~)
※袴を履く上での注意点は、女性に特有のものがほとんどです。やはり、女性の場合だとどうしても着崩れが激しくなってしまうため、要所要所で、着崩れをしないような工夫をする必要があるのです!
う~ここまでで一時間もかかってしまった・・・。
なんだか書きたいことだけ書き込んでしまったけれど、袴の注意点はこんな感じかな・・・?
う~反省は明日!さぁて!気分良く寝よ~っと! (~O~)ふぁ・・
追加修正:
■前腰は、基本的に角帯の上に乗せるようにします。
(追加部分)女性が袴を履くときには、本来は角帯が上から少し見えるように前腰を当てます。
■後紐を前に持ってきて結び、一旦縦にしてから、そのまま十文字に結びます。
(追加部分)
後紐を前に持ってきたら、すでに結んである前腰の紐の下を通します。
この時、後紐の端を合わせた上で紐の下を通すと、ねじれたりすることなく通せます。
↑この後紐を前腰の紐に通すやつ、すっかり忘れてましたー(+_+)
というわけでこっそり修正。